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disk消去 [2019/12/25 12:06] – 作成 nabezodisk消去 [2019/12/25 12:33] (現在) – [disk消去] nabezo
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 ====== disk消去 ====== ====== disk消去 ======
 +サーバのデータ完全消去をやってみた 
 +https://doruby.jp/users/nakanishi/entries/20160128122300
 +
 ディスクの完全消去  ディスクの完全消去 
 https://wiki.archlinux.jp/index.php/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%81%AE%E5%AE%8C%E5%85%A8%E6%B6%88%E5%8E%BB https://wiki.archlinux.jp/index.php/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%81%AE%E5%AE%8C%E5%85%A8%E6%B6%88%E5%8E%BB
  
 +データ消去に関するベスト・プラクティス 
 +https://www.diskdeleter.jp/erasure-best-practice/
 ===== ディスクにデータを書き込む ===== ===== ディスクにデータを書き込む =====
 hddでもssdでもすべてのセクタにデータを埋めてしまえば良い hddでもssdでもすべてのセクタにデータを埋めてしまえば良い
   #zeroデータ   #zeroデータ
-  sudo dd if=/dev/zero of=/dev/sdX bs=4096+  sudo dd if=/dev/zero of=/dev/sdX bs=4096 status=progress
   #randomデータ   #randomデータ
-  sudo dd if=/dev/urandom of=/dev/sdX bs=4096+  sudo dd if=/dev/urandom of=/dev/sdX bs=4096 status=progress 
 +  #shred 1回書込(標準で3回) 
 + sudo shred -v -n 1 /dev/sdX
  
 === 参考 === === 参考 ===
 +
 +  * フラッシュメモリ
 +ライトアンプリフィケーションなどの機能があるために、フラッシュメモリを完全に消去するのは厄介です。デバイスのコントローラチップから見えるデータと、オペレーティングシステムから見えるデータの間には、透過的な抽象レイヤーが多数存在しており、データの書き込まれる場所が食い違っているために、特定のブロックやファイルを消去したとしても確実にデータが書き換えられているとは限りません。
 +
 +(SandForce の全ての SSD に搭載されている) 透過圧縮などの"機能"は /dev/zero などのパターンストリームを圧縮してしまうことがあり、信じられないほど速く消去が終わってしまった場合、圧縮されてしまっている可能性があります。
 +
 +Flash メモリデバイスを解体して、チップのハンダ付けを取り除き、中に入っているコントローラを使わずにデータの中身を解析することは 単純なハードウェア だけで簡単に行えてしまいます。データ復旧会社は安価にこれをしています。 
   * 不良セクタ   * 不良セクタ
 ハードドライブが不良セクタを認識すると、セクタへのアクセスが遮断され、ソフトウェアからはその領域に書き込みできなくなります。それによって、完全な書き換えがその領域にまで及ばない可能性があります。ただし、ブロックサイズから考えて、理論上、その領域からリカバリできるサイズはあくまで数 KB ほどしかありません。 ハードドライブが不良セクタを認識すると、セクタへのアクセスが遮断され、ソフトウェアからはその領域に書き込みできなくなります。それによって、完全な書き換えがその領域にまで及ばない可能性があります。ただし、ブロックサイズから考えて、理論上、その領域からリカバリできるサイズはあくまで数 KB ほどしかありません。
disk消去.1577243200.txt.gz · 最終更新: 2019/12/25 12:06 by nabezo