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iisサーバー設定

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iisサーバー設定 [2014/10/25 11:31] – [windows2008+IIS+EXCEL] nabezoiisサーバー設定 [2020/09/06 18:06] (現在) – [Excel 連携テストプログラム] nabezo
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 ====IISのWebDAV停止(Windows2000)==== ====IISのWebDAV停止(Windows2000)====
  
-Windows2000のIISは標準でWebDAVが有効になっているためセキュリティホールとなる。 以下の方法で停止する。 http://support.microsoft.com/kb/241520/ja+Windows2000のIISは標準でWebDAVが有効になっているためセキュリティホールとなる。 以下の方法で停止する。  http://support.microsoft.com/kb/241520/ja
  
-[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\W3SVC\Parameters] +  [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\W3SVC\Parameters] 
-~ +  ~ 
-"DisableWebDAV"=dword:00000001 +  "DisableWebDAV"=dword:00000001 
-+  
  
 を設定し、IISの再起動 を設定し、IISの再起動
-+
 ====IIS(asp)からEXE呼び出しする場合==== ====IIS(asp)からEXE呼び出しする場合====
  
-IIS5.0プロセス分離モードでWWWサービスを実行する。+  IIS5.0プロセス分離モードでWWWサービスを実行する。
  
 にチェックをつける。 にチェックをつける。
-+
 ====EXCELの呼び出しをする場合==== ====EXCELの呼び出しをする場合====
  
-IUSR_ホスト名 をAdministratorグループにする +  * IUSR_ホスト名 をAdministratorグループにする 
-または、COMの限定セキュリティにGuestsグループを追加する+  または、COMの限定セキュリティにGuestsグループを追加する
  
-↑ +[IIS]「別メモリ領域で実行する」で Excel エラー "800a03ec"
-[IIS]「別メモリ領域で実行する」で Excel エラー "800a03ec" +
  
   Office ドキュメントのマクロの実行には、デスクトップに対して対話型でログオンした   Office ドキュメントのマクロの実行には、デスクトップに対して対話型でログオンした
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   IWAM_computername アカウントのユーザーコンテキスト上で動作いたします。    IWAM_computername アカウントのユーザーコンテキスト上で動作いたします。 
  
-1IWAM_computername アカウントを Administrators グループに追加する。   +  1 IWAM_computername アカウントを Administrators グループに追加する。   
-2MTS パッケージを実行するユーザーを Administrator に変更する。  +  2 MTS パッケージを実行するユーザーを Administrator に変更する。  
-    aMMC から Microsoft Transaction Server のインストールされたパッケージを選 +    a MMC から Microsoft Transaction Server のインストールされたパッケージを選択する。 
-       択する。 +    b IIS{Web サイト名//Root/仮想ディレクトリ名} のパッケージのプロパティを起動する。 
-    bIIS-{Web サイト名//Root/仮想ディレクトリ名} のパッケージのプロパティを起 +    c プロパティの [ID] タブの設定でユーザーを Administrator    
-       動する。 +  3 dcomcnfg の設定で、Excel アプリケーションを起動するユーザーを Administrator に固定する。   
-    cプロパティの [ID] タブの設定でユーザーを Administrator    +    a dcomcnfg.exe を実行する。 
-3dcomcnfg の設定で、Excel アプリケーションを起動するユーザーを Administrator に固定する。   +    b [アプリケーション] タブで Microsoft Excel アプリケーションを選択し、[プロパティ] ボタンをクリックする。 
-    adcomcnfg.exe を実行する。 +    c プロパティの「識別」タブの設定で「次のユーザー」を選択し Administratorのユーザー名、パスワードを入力する。
-    b[アプリケーション] タブで Microsoft Excel アプリケーションを選択し、 +
-       [プロパティ] ボタンをクリックする。 +
-    cプロパティの「識別」タブの設定で「次のユーザー」を選択し Administrator +
-       のユーザー名、パスワードを入力する。+
  
- 
 ====windows2008+IIS+EXCEL==== ====windows2008+IIS+EXCEL====
  
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 EXCELファイルが開けれない場合、 EXCELファイルが開けれない場合、
-  C:\Windows\System32\config\systemprofile\Desktop フォルダ+  C:\Windows\System32\config\systemprofile\Desktop フォルダ
 を作成したらひらけられるようになった。 を作成したらひらけられるようになった。
  
  
 ====windows2012+IIS+EXCEL==== ====windows2012+IIS+EXCEL====
-LocalAccount で実行する(dcomcnfgは不要) +Excelをcom起動させるためには・・ 
-"IUSR"をAdministratorsへ追加する。+  * プロセスはLocalAccount で実行する(dcomcnfgは不要) 
 +  "IUSR"をAdministratorsへ追加する。(net localgroup "Administrators" "IUSR" /add) 再起動要
  
 +以下のフォルダを作成(64bit上の場合はsystem32をsyswow64にする)
  
-Excelを起動させるため以下のフォルダを作成 +  c:¥windows¥system32¥config¥Systemprofile¥Desktop¥ 
-  c:¥windows¥system32¥config¥systemprofile¥desktop¥ +  c:¥windows¥system32¥config¥Systemprofile¥Appdata¥Local¥Micorsoft¥Windows¥InetCache 
-  c:¥windows¥system32¥config¥systemprofile¥appdata¥local¥micorsoft¥inetcache +(以下のレジストリの値とおなじかどうか確認 
-  (64bit上場合はsystem32をsyswow64にする) +  ¥HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Explorer¥User Shell Folders 
-それをレジストリに追加 +    key:cache 
-  ¥HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Microsoft +)
-        ¥Windows¥CurrentVersion¥Explorer¥User Shell Folders +
-  key:Cache +
-  value:%USERPROFILE%¥AppData¥Local¥Micorsoft¥Windows¥INetCache+
  
  
  
-LocalAccount で実行する(dcomcnfgは不要) 
 ====IISの匿名ユーザー、実行ユーザーについて==== ====IISの匿名ユーザー、実行ユーザーについて====
  
-    http://awoni.net/tips/iis_acl/ IIS の既定の匿名ユーザーアカウント、アプリケーションプールのワーカープロセスのアカウントについて。 +http://awoni.net/tips/iis_acl/ 
-     Windows Vista 以降、IUSR ユーザーアカウントをビルトインアカウントとして用意し、これを匿名認証のときに用いるようになりました。 +    IIS の既定の匿名ユーザーアカウント、アプリケーションプールのワーカープロセスのアカウントについて。 
-     また、アプリケーションプールの規定のワーカープロセスについては、Windows Vista sp2 以降 NETWORK SERVISE を使用せず、アプリケーションプール毎にアカウントが生成されるようになっています。 +    Windows Vista 以降、IUSR ユーザーアカウントをビルトインアカウントとして用意し、 
-     各ワーカープロセスのアカウントは、自動的に IIS_IUSRS グループのメンバーになります。 +    これを匿名認証のときに用いるようになりました。 
-      ここで注意をしないといけないのは IUSR は名前を見ると IIS_IUSRS のグループに属するようにみえるのですが、実際は属しません。 +    また、アプリケーションプールの規定のワーカープロセスについては、Windows Vista sp2 以降 
-     したがって、匿名ユーザーIDのIUSR とワーカープロセス ID 又はワーカープロセスグループのIIS_IUSRS の双方にアクセス許可をする必要があります。+    NETWORK SERVISE を使用せず、アプリケーションプール毎にアカウントが生成されるようになっています。 
 +    各ワーカープロセスのアカウントは、自動的に IIS_IUSRS グループのメンバーになります。 
 +    ここで注意をしないといけないのは IUSR は名前を見ると IIS_IUSRS のグループに属するようにみえるのですが、 
 +    実際は属しません。 
 +    したがって、匿名ユーザーIDのIUSR とワーカープロセス ID 又はワーカープロセスグループのIIS_IUSRS 
 +    の双方にアクセス許可をする必要があります。
  
-                        |2003(iis6.0) |Vista 2008 |7/VistaSP2/2008R2 +  * 2003(iis6.0) 
-既定の匿名ユーザーID |IUSR_<マシン名> |IUSR |IUSR +    既定の匿名ユーザーID:IUSR_<マシン名>  
-既定のワーカープロセスID |NETWORK SERVICE |NETWORK SERVICE |アプリケーション プール ID +    既定のワーカープロセスID:NETWORK SERVICE  
-ワーカープロセスグループ |IIS_WPG |IIS_IUSRS |IIS_IUSRS+    - ワーカープロセスグループ:IIS_WPG 
 +  * Vista 2008 
 +    - 既定の匿名ユーザーID:IUSR  
 +    - 既定のワーカープロセスID:NETWORK SERVICE  
 +    - ワーカープロセスグループ:IIS_IUSRS 
 +  * 7/VistaSP2/2008R2 
 +    - 既定の匿名ユーザーID:IUSR  
 +    - 既定のワーカープロセスID:アプリケーション プール ID 
 +    ワーカープロセスグループ:IIS_IUSRS
  
 なお、IUSER 及び ワーカープロセスIDは、Users 及び Authenticated Users のグループに属するので、Users 又はAuthenticated Users に権限を与えることでアクセス許可をすることも可能です。 なお、IUSER 及び ワーカープロセスIDは、Users 及び Authenticated Users のグループに属するので、Users 又はAuthenticated Users に権限を与えることでアクセス許可をすることも可能です。
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  Set objXLS = Server.CreateObject("Excel.Application")  Set objXLS = Server.CreateObject("Excel.Application")
- Set objWorkBook = objXLS.Workbooks.Open("c:¥INETPUB¥aspnew¥BUGNETDEV¥Test.xls")+ Set objWorkBook = objXLS.Workbooks.Open("c:¥INETPUB¥wwwroot¥Test.xls")
  objWorkBook.Save 'EXCEL Objecの更新  objWorkBook.Save 'EXCEL Objecの更新
  objWorkBook.Close 'EXCEL WorkBookの開放  objWorkBook.Close 'EXCEL WorkBookの開放
iisサーバー設定.1414204310.txt.gz · 最終更新: 2019/06/30 12:22 (外部編集)