ユーザ用ツール

サイト用ツール


exchange2003

リンク †

http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/tutor/exchange2003_02/exchange2003_02_01.html ↑ InformationStore?の圧縮 †

eseutil を使って圧縮する ↑ オフラインバックアップと復元 †

http://support.microsoft.com/kb/296788/ja ↑ 5.5→2003移行について † ↑ トラブルシューティング †

Active Directory スキーマの更新のインストール中にエラー コード 0xC103798A が発生して Exchange Server 2003 のセットアップに失敗する http://support.microsoft.com/kb/822583/ja ↑ OWAで Service Unavailable †

owaサイトにアクセスして“Service Unavailable”が出る場合 (http 503が変えてきている)のでiisreset を実行し、再起動する。 ↑ シャットダウンの高速化 †

1:「Microsoft Exchange System Attendant」サービスを停止してからシャットダウンする

2:「WaitToKillServiceTimeout?」レジストリキーの値を小さくして、待ち時間を短縮する ↑ Exchangeのデータ形式 †

  http://outlooklab.wordpress.com/category/outlook-%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E/page/2/ Microsoft Exchange Server をサーバーとして使用し、Outlook の Exchange Server キャッシュ モードを使用している場合に、アイテムの数がローカルとサーバーで同じであるにもかかわらず、サイズが (時には数メガバイトの単位で) 違うことがあります。

このような現象が発生すると、サーバーに何らかのトラブルが発生したように思われるかもしれませんが、実際にはトラブルではなく、Exchange サーバーが持つ EDB データベースと STM データベースの違いによって発生している場合があります。それでは、まず個々のデータベースについて説明しましょう。 EDB データベース

EDB データベースは Exchange サーバーのリリース当初から使用されているデータベースで、MAPI プロパティを保存するのに適したものです。MAPI のプロパティがほとんどそのままの形で保存され、バイナリの添付ファイルもそのまま保存されます。また、メッセージ本文は RTF という形式に変換され、さらに圧縮がかけられた状態で保存されます。 Outlook などの MAPI クライアントから送信されたメッセージや、変更を行ったメッセージは EDB データベースに保存されます。 STM データベース

Exchange 5.5 以前では、SMTP などで受信したメッセージをすべて MAPI プロパティに分解して EDB データベースに保存し、POP/IMAP クライアントからメッセージが要求されると MAPI プロパティから MIME のメッセージを再構築して渡すという動作をしていました。 その結果、再構築の過程で元のメッセージと一致しないフォーマットで作成されるという問題や、送信元で正しく文字コードなどが設定されていなかった場合に RTF への変換の際に文字化けが起こり、クライアント側でエンコードを選択しなおしても正しく表示できないというようなことも発生していました。 このような問題を解消するために Exchange 2000 および Exchange 2003 で新たに採用されたデータベースが STM データベースです。POP/SMTP クライアントなどからのメールは MIME フォーマットのまま STM データベースに保存されます。(件名など一部のプロパティは EDB にも保存されます。) 変換のタイミング

上記の通り、保存が行われたクライアントにより EDB と STM という別々のデータベースが使われますが、STM に保存されたデータを MAPI クライアントから読み取ったり、EDB に保存されたデータを POP クライアントから読み取ったりする場合には、それぞれ MAPI や MIME への変換が必要になります。 この変換処理はサーバー上で自動的に行われますが、変換されたデータはデータベースに保存されません。これは Outlook と POP クライアントを併用するような環境でデータベースへの書き込みが多発することを防ぐためと思われます。 ただし、STM に保存されているメッセージを Outlook で編集して保存したような場合、MAPI クライアントからの書き込みとなるため、EDB に保存され、STM からは削除されます。

exchange2003.txt · 最終更新: 2019/06/30 12:22 by 127.0.0.1